現在、社内サーバを VMware Server を利用して仮想化を進めています。
初めは Windows Server 上に VMware Server をインストールして利用していたが、ホストOS である Window Server が利用するリソースが無駄に感じたため、ホストOS を CentOS に切替えることにした。
しかし、任意のタイミングで ゲストOS が落ちることが分かり、その調査内容と解決策を以下にまとめます。
原因
原因と対策についてはここが参考になった。
どうやら glibc 2.5-42以降 と vmware-hostd の相性が悪いらしく、このエントリーを書いている 2010/08/04 時点でも解決されていない。
解決方法
x86_64の場合はやはりここが参考になるのだが、i386の場合は以下の手順で解決できる。
CentOS 5.5 のアーキテクチャを確認する
以下のコマンドを実行する
uname -a
結果として
Linux [ホスト名] 2.6.18-194.8.1.el5 #1 SMP Thu Jul 1 19:07:06 EDT 2010 i686 i686 i386 GNU/Linux
と表示され、後ろから2番目のパラメータが 「i386」の場合は以下の手順を行う。
RPM Searchから、以下のRPMを検索して取得する
glibc-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm glibc-common-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm glibc-devel-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm glibc-headers-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm nscd-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm
yumを利用している場合は、更新されないように /etc/yum.conf に以下の一行を追記する
exclude=kernel* glibc* nscd*
この問題が解決されるまでは、暫定対応として行なう。
VMware Server をアンインストールする
rpm -e VMware-server
VMware Serverを再インストールする
これについては、http://centossrv.com/vmware.shtmlを参照する。