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CentOS5.5でVMware Server2.0.xのゲストOSが落ちる


現在、社内サーバを VMware Server を利用して仮想化を進めています。
初めは Windows Server 上に VMware Server をインストールして利用していたが、ホストOS である Window Server が利用するリソースが無駄に感じたため、ホストOS を CentOS に切替えることにした。
しかし、任意のタイミングで ゲストOS が落ちることが分かり、その調査内容と解決策を以下にまとめます。

サーバ状況

  • CentOS 5.5インストール済み
  • VMware Server 2.0.0インストール済み
  • ゲストOS(CentOS 5.5)×2

現象

  • ゲストOSが落ちている(pingによる死活確認)
  • https://[ホストOS IP]:8333/ui/ にて、VMware Infrastructure Web Access が表示できない

原因

原因と対策についてはここが参考になった。
どうやら glibc 2.5-42以降 と vmware-hostd の相性が悪いらしく、このエントリーを書いている 2010/08/04 時点でも解決されていない。

解決方法

x86_64の場合はやはりここが参考になるのだが、i386の場合は以下の手順で解決できる。

CentOS 5.5 のアーキテクチャを確認する

以下のコマンドを実行する

uname -a

結果として

Linux [ホスト名] 2.6.18-194.8.1.el5 #1 SMP Thu Jul 1 19:07:06 EDT 2010 i686 i686 i386 GNU/Linux

と表示され、後ろから2番目のパラメータが 「i386」の場合は以下の手順を行う。

RPM Searchから、以下のRPMを検索して取得する
glibc-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm
glibc-common-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm
glibc-devel-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm
glibc-headers-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm
nscd-2.5-34.el5_3.1.i386.rpm
RPMをひとつのディレクトリにまとめて置いて、以下のコマンドでダウングレードする
rpm -Uvh --oldpackage *.rpm 
yumを利用している場合は、更新されないように /etc/yum.conf に以下の一行を追記する
exclude=kernel* glibc* nscd*

この問題が解決されるまでは、暫定対応として行なう。

VMware Server をアンインストールする
rpm -e VMware-server
VMware Serverを再インストールする

これについては、http://centossrv.com/vmware.shtmlを参照する。

まとめ

VMware Server のホストOS として Linux を選択した場合、Windows Server と比べて使用するリソースが小さいため、ゲストOS にリソースを割くことができる。さらに、CentOSVMware Server は無償で提供されているためコストパフォーマンスも良いというメリットがある。
しかし、今回のような不具合が発生することを考えると、解決までの時間コスト、ダウンタイムによる損失と、有償パッケージの購入はサーバの性質によっては検討に値するのかもしれません。