AndroidアプリをAndroid Marketに登録する場合、登録するアプリのスクリーンショットが必ず必要になります。しかし、Android端末には標準機能としてスクリーンショットを撮る機能がありません。そこで、今回はDDMSを利用して簡単にスクリーンショットを撮る手順を紹介します。
スクリーンショットを保存する
まず、開発が完了したアプリをエミュレータで起動します。起動したらスクリーンショットを撮りたい画面までアプリを操作しを表示します。
続いて、EclipseのDDMS perspectiveを表示します。
perspectiveを表示していない場合は、DDMS perspectiveを追加しましょう。
DDMS perspectiveのDevice viewにある、[Screen Capture]ボタンを押下すると表示されている画面のスクリーンショットを撮ることができます。
目的のスクリーンショットが表示されたら、[Save]ボタンを押下して画像を保存します。画像形式はPNG形式になります。撮り直ししたい場合は、エミュレータ上のアプリを再度操作して画面を表示したあとに、[Refresh]ボタンを押下することでスクリーンショットが更新できます。その後、[Save]ボタンを押下して画像を保存してください。
保存したスクリーンショットの画像サイズを変更する
Android Marketに登録するときには、下表の画像が必要となります。スクリーンショットは必ずしも下表のサイズにはならないため、画像サイズの変更が必要になります。
スクリーンショット | 高解像度アプリケーション アイコン | |
---|---|---|
サイズ | 320x480, 480x800, 480x854, 1280x720, 1280x800 | 512x512 |
画像形式 | 24ビットPNG, JPEG形式 | 32 ビット PNG または JPEG 形式 |
そこで、便利なのが「縮小専用AIR」です。AIRアプリなのでMac,Windows問わず利用することができます。公式サイトからダウンロードしてください。
起動したら、画像サイズの[カスタム]を選択して縮小するサイズを入力します。あとは、スクリーンショットをドラッグ&ドロップするだけで縮小された画像がつくられます。